求人ふくおかは、福岡市及び近郊の求人情報・転職情報サイトです

求人ふくおかのロゴ
更新日:2019/03/04

長持ち便利な食品保存方法①
野菜ってどうやって保存するの?

   仕事をしていたり、小さな子どもがいると、なかなか毎日スーパーに買い物に行くのは難しいもの。買い物の手間を省くために、食材はなるべく新鮮な状態で長持ちさせたいですね。また、できれば使いやすい状態で保存したいものです。そこで今月は、意外と知らないことも多い食品の保存方法について、食材ごとにご紹介していきたいと思います。第1週目の今回は、野菜の保存方法です。

今のあなたの保存方法は?

   野菜を買ってきたら、どのように保存していますか?「よくわからないから、全部冷蔵庫の野菜室に入れてる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?もしかしたら、買ってきたスーパーの袋にすべて入れたまま、冷蔵庫に突っ込んでいるツワモノもいるかもしれませんね。
 一部を除き、多くの野菜は冷蔵庫(野菜室)で大丈夫です。しかし、買ってきたまま入れてしまうと、味も風味も落ちてしまう上に長持ちしません。冷蔵庫に入れる前に一手間かけてやることで、鮮度を落とさないま保存できる日数を伸ばすことができるんですよ。

野菜別保存方法~葉もの野菜~
●キャベツ(冷蔵)

  丸ごと保存する場合は、キャベツの芯をくり抜き、そこに湿らせたキッチンペーパーを詰め込む。ビニール袋に入れ、芯を下にして保存する。カットしてあるキャベツの場合は、切り口全体をキッチンペーパーで覆ってから、全体が入るサイズのビニール袋に入れ、切り口を下にして保存する。

●水菜(冷蔵)

  湿らせたキッチンペーパーで全体を包んでから湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に立てて保存する。また、水洗いして使いやすいサイズに切り、水を張ったボウルに1~2分ほどさらしてザルにあげ、水気を拭き取り、キッチンペーパーで包んだ状態で保存容器に密閉すると、更に長く保存できる。

●白菜(常温)

  丸ごとの白菜は、冬場であれば日の当たらない涼しい所で保存可能。乾燥しないよう新聞紙に包み、立てて保存する。

●白菜(冷蔵)

  カットしてある白菜の場合は、芯を切り取るか深い切り込みを入れ、切り口をキッチンペーパーで覆ってからビニール袋に入れ、立てるか、切り口を下にして保存する。

●ほうれんそう(冷蔵)

  湿らせたキッチンペーパーで根元を包むか、全体を新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、立てて保存する。

●ネギ(冷蔵)

  冷蔵庫に入るサイズにカットし、新聞紙かキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れて立てて保存する。

●ネギ(冷凍)

  入るサイズにカットしたものをジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍する。使うときは凍ったまま包丁でカットできる。また、小口切りにして水分を拭き取ったものを、保存袋やタッパーに入れて保存するとすぐに使える。

★キャベツ・白菜・ほうれん草・水菜は、ざく切りにしたものをジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍可能。凍ったまま調理できるので、時短にもピッタリ!さっと茹でてから水気を絞り、少量ずつラップで小分けにして冷凍するのも、カサが減ってコンパクトに保存できる。

野菜別保存方法~根菜~
●玉ねぎ(常温)

  夏場以外であれば、常温でも保存可能。洗濯ネットやカゴに入れ、風通しの良い場所で保存する。

●玉ねぎ(冷蔵)

  茶色い皮を剥いたら、1個ずつキッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れ、保存する。

●玉ねぎ(冷凍)

  食べやすいサイズに切って、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍する。みじん切りは、使いやすい分量に小分けしてラップに包んでおくと使いやすい。

●じゃがいも(常温)

  冷蔵ではなく常温保存に適した野菜のひとつ。夏場以外はダンボール箱などに新聞紙を敷き、じゃがいもを入れ、光が当たらないようさらに新聞紙で覆うなどして、冷暗所で保存する。紙袋や麻袋でも可。

●じゃがいも(冷蔵)

  夏場だけは、キッチンペーパーや新聞紙に包みビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存する。

●じゃがいも(冷凍)

  解凍するとスカスカになってしまうので、冷凍には向かない。マッシュポテトにした状態であれば可。

●にんじん(冷蔵)

  新聞紙に包んでビニール袋に入れ、立てて保存する。カットしたものは、しっかりラップで包んで保存する。

●にんじん(冷凍)

  食べやすいサイズに切って、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍する。

●大根(冷蔵)

  葉が付いている場合は切り落とし、新聞紙に包んで立てて保存する。カットしたものは、しっかりラップで包んで保存する。
※切り落とした葉は、サッとゆがいたら水気を絞り、冷蔵または冷凍保存可能。

●大根(冷凍)

  食べやすいサイズに切って、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍する。また、大根おろしにした状態でも冷凍でき、自然解凍で食べられるので、小分け保存しておくと便利。

野菜別保存方法~実もの野菜~
●トマト(冷蔵)

  ヘタの部分を下にしてパックに並べ、ビニール袋に入れて保存する。

●トマト(冷凍)

  ヘタを取って1個ずつラップで包み、ジッパー付き保存袋などに入れて丸ごと冷凍する。角切りにして小分け保存も可。

●ピーマン(冷蔵)

  水気を嫌うので水気をしっかり拭き取り、1つずつラップで包み、ビニール袋に入れて保存する。

●ピーマン(冷凍)

  種とヘタをキレイに取って水気をしっかり拭き取り、食べやすいサイズに切って、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍する。

●キュウリ(冷蔵)

  水気を嫌うので水気をしっかり拭き取り、1つずつラップで包み、ビニール袋に入れて保存する。低温に弱いので、冬場は冷蔵庫に入れず冷暗所での保存が良い。また、薄切りにして塩もみし、しっかり絞ったものをタッパーなどに入れて保存すると、より長持ちする。

●キュウリ(冷凍)

  薄切りにして塩もみし、しっかり絞ったものを1回分ずつ小分けにしてラップなどで包み冷凍する。また、まるごと1本冷凍も可能。常温で5分ほど解凍すると切れる状態になるので、スライスして完全に溶けたら絞って使う。

●ナス(冷蔵)

  1つずつラップで包み、ビニール袋に入れて保存する。

●ナス(冷凍)

  使いやすいサイズにカットし、5~10分ほど水にさらしてアク抜きをする。水気をしっかり拭き取ったら、重ならないように1回分ずつラップで包み、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍する。

●さいごに

  野菜は種類が多く、すべての野菜の保存方法をご紹介することは難しいので、よく使う野菜のほんの一部だけをご紹介しました。少しは参考になったでしょうか?野菜は冷凍できないイメージがあるかもしれませんが、芋類をのぞいてほとんどの野菜が冷凍可能なのにはびっくりですね。たくさん頂いたときや、1回に使う量は少量という野菜は、新鮮なうちに冷凍してしまった方が、長期間美味しく食べられそうです。下のポイントを参考に、ぜひ実践してみてくださいね。

●野菜保存のポイント

  ●ビニール袋やラップ・新聞紙などで包み、水分蒸発を防ぐ。
  ●ほうれん草は立てて保存するなど、育った状態と同じようにしてやる。
  ※牛乳パックやペットボトルを半分に切るなどして、その中に立てると倒れにくく便利。

«
»