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更新日:2019/03/11

長持ち便利な食品保存方法②
お肉ってどうやって保存するの?

毎日の食卓に欠かせないお肉。特に食べ盛りのお子様がいるご家庭では、圧倒的にお魚よりお肉の出番が多いというお宅も少なくないのではないでしょうか。毎日食べる分だけ購入するなら良いのですが、まとめ買いをした時に気になるのが、その保存方法。生鮮食品なので、食中毒などが出ないように、そしてできるだけ美味しいまま保存したいものです。今週は、お肉の保存の仕方をご紹介します。

お肉の冷蔵保存方法

短期間で食べきるのであれば、冷蔵保存でOKです。買ってきたものをパックのまま冷蔵庫に入れてしまいがちですが、すぐに調理をしないのであれば、一手間かけた方が美味しく保存できます。

種類によって違うお肉の冷蔵保存期間

一口に「お肉」と言っても、種類や状態によって冷蔵保存できる期間は変動します。まず、種類ですが、鶏が一番保存期間が短く、次いで豚・牛の順です。

次に状態ですが、お肉は空気に触れると酸化が進み、傷みやすくなります。よって、ひき肉が一番保存期間が短く、次いで薄切り肉・角切り肉・厚切り肉・かたまり(ブロック)肉の順です。内蔵も傷みやすいので早く食べたほうがいいでしょう。種類と状態ごとに保存期間の目安を表にしました。

お肉の冷凍保存方法

すぐに使う予定がないのであれば、買ってきたその日のうちに早めに冷凍しましょう。こちらも冷蔵と同じくパックのまま冷凍庫に入れるのはやめましょう。

※お肉の加工品であるハムやベーコン・ウィンナーも冷凍保存可能です。こちらも小分けにしてラップで包み、ジッパー付きの保存袋に密封します。

楽チンで鮮度も保ちやすい下ごしらえ冷凍

1回分ずつ小分けするだけでも十分使いやすい保存方法ですが、そこに更にひと手間かけるとグッと時短になります。また、調味料を加えて下ごしらえをすることで、お肉の表面がコーティングされ、乾燥を抑えられるというメリットもあります。

「生姜焼き」「唐揚げ」「照り焼き」「味噌漬け」「塩だれ」「タンドリーチキン」「オイル漬け」「はちみつマスタード」などなど、様々な下味をつけて保存しておくことで、平日の忙しい時も解凍したら焼くだけ・揚げるだけ、などとてもラクに一品を完成させることができます。味もしっかり染み込んで美味しいですよ。調味液があるとラップでは包みにくいので、1回分ずつジッパー付きの保存袋にできるだけ薄くなるように入れ、空気を抜いて平らな状態で冷凍庫に入れます(凍ってしまったら縦置き保存可)また、傷みやすいミンチ肉は、調理を済ませてから冷凍するのもいいでしょう。ハンバーグや肉団子・そぼろなどにしてから冷凍すると、温めるだけで食べられて便利です。

お肉の解凍方法

冷凍したお肉は、できるだけ低温でゆっくり解凍します。一番いい方法は、冷凍庫から冷蔵庫に移動させて解凍する方法です。しかし時間がかかるため、解凍にかかる時間を見越して冷蔵庫に移動させなければならず、調理したいときにすぐに使えないのがデメリットになります。
冷蔵庫解凍よりも時間を短縮できるのが、氷水を張ったボウルや鍋の中に保存袋ごと入れる氷水解凍。保存袋ごと流水に当てる方法もありますが、氷水の方が鮮度が保たれます。

電子レンジでの解凍はラクで早いですが、一部は火が通ってしまっているのに、一部は凍っているなどのムラができやすいので、あまりオススメはしません。しかし、どうしても急ぐ場合は、ラップを外してクッキングペーパーを敷いたお皿にのせ、電子レンジの解凍ボタン・半解凍ボタンまたは、100~200Wの弱加熱で解凍します。

いずれの方法も、完全に解凍してしまうのではなく、半解凍にするのがポイントです。まだ中が少し凍っているけど包丁は入るくらいの状態で料理すると、溶け出たドリップで旨味が逃げてしまうこともなく美味しく食べられます。

最後に

上手に保存さえしておけば、さっと時短メニューが作れるお肉。保存方法を知っていれば、まとめ買いも怖くありません。ただし、きちんとしたやり方で保存したからといって、何ヵ月も大丈夫というわけではありません。冷凍でも最大1ヵ月、できれば2~3週間までを目安に使い切ってください。保存袋に買ってきた日にちを書いておくといいですね。また、何をどういう状態で凍らせたものなのかがわからなくならないように、そちらも書いておきましょう。

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